そんな中でも「これが良かった」という点を上げていきたい。
- 前作(真・女神転生IV)を遊ぶ必要は無い
大体モノローグで語られるし単語の解説入ってますんで安心。 - ある意味真・女神転生シリーズではない
古いファンで3や4を遊んでいない方は月齢が無かったりマグネタイトが(システムとしては)無かったりで
驚かれるかもしれません。
そんな事よりも「ルートありきのマルチエンディングなのに脇役キャラが裏切らない」という点を推したい。
従来の真・女神転生は「お友達がなんだかんだで宗教上の理由によりそっぽ向いたからとりあえず全員殺そう」みたいなゲームでした。特にN狙うと完全にこれ。
今回は全体の流れとしてチーム行動みたいな所があって、どちらかというとパーティ合流時にかなり宗教上の問題を抱えているメンバーが多いのですが、
なんだかんだで「でもリーダーを信じたい」みたいな流れになる感じがあって、
なんかこういう「複数人と共有出来る達成感」てこのシリーズに無かったかもしれない、と不思議な感動を覚えています。 - オウチカエル
ゲーム内での時系列の問題やボス戦後のバランスを考慮してか
適時「今日はそろそろ自室へ帰って寝よう……」みたいな流れになります。
いかんせんメガテンなんて絶望に絶望を塗り重ねるようなシナリオなので、
このちょっとオウチカエルがとても癒やされます。そういやあまり無かったかも。 - 難しいのベクトルが正しい
(難易度が大戦でなければ)そんなにモト劇場しません!!(最悪出会い頭から一方的に全滅させられるの意)
どちらかというと「ボリュームが過激」「終盤必要になるこちらのレベルやラスボスのレベルがヤバい」といった意味で高難度。バランスはむしろかなり良いかと。
ラストダンジョンは死んでしまえ - 新規悪魔がエロい
とはいえ悪い点も当然無くはないです。
- マルチエンドの幾つかのシナリオに問題がある
「それは前作のエンディングくっつけただけでは」「それは前作ry」
「なんでここへ来ていきなりヒール決めこまなきゃならんのよ……」の3本でお送りします。
主人公の選択が基本プレイヤーに委ねられる為、プレイヤーが持っていきたいシナリオ以外は大体納得出来ないかと。
おまけに「納得出来るわけがないルート選択」をするとかなりキツいペナルティがあるようで……エグいよナバールさん - ペルソナにしか見えない
絆だの覚醒だのお前ペルソナしたかっただけちゃうかと - 某ルートでラスボスに挑む理由付けが決定的に弱い
ボーナスステージですかSTEVENさん これ真・女神転生IIですよね
……んーまぁでも凄く良かったですよ。貴方も是非。