よりぬきスイッチさんに続きさよならスイッチさんもリリースと相成りましたので。
やはり一部の楽曲が「リリース時の言語設定」の問題でデジタル版で改題される為
今回はCDリリース時から英語に統一していました。原題にて紹介。
1. The Greatest Conflict
アルバムタイトルに「さよなら」を選んでしまったのでそれに見劣りしない大団円なタイトル曲を、と色々悩んだ末の楽曲でした。
「偉大なる衝突」と名付けられたこの楽曲に込められている悪意については
<a href="http://blog.s1224.com/2017/10/the-greatest-conflict.html">こちら</a>を御参照下さい。
2. Rhythm Meister 2
私のファーストアルバム「電子の海」に含まれていた割と地味めなタイトルのブラッシュアップ版です。ちょっとリズム思いついたぞ、程度で着手したのですが、案外好きな感じになりました。
先輩に聞いて頂いた所「これは!すごく良いから!歌があったほうが!」て言って頂けたのですが
何度やっても技術不足でしっくりきませんでした 自分でもそう思ったので本当に残念です
3. Chill Breeze
だいぶ昔に確かMOGRAさんでDJブースレンタルで遊ぶ為に書き下ろしてみた作りかけの曲を、きちんと最初から作り直して完成させてみました。
「寒さ」だけがテーマの変わった曲だったんですが、普段使わないようなkickとか使ってみた結果
ぼちぼち寒そうになったので自分では御満悦です。
これも歌用意してたんですが……残念です。
4. 大戰
まだまだ日本語不勉強だなぁと(日本人なのに)思わされたのですが「大戦」というとほぼ全て世界規模の大戦の事を指すようです。DDRのDEAD ENDだとか無双OROCHIあたりに多大に影響を受けている曲ですが、
「らしくない」楽曲が増えてきたのは一つ良さかなと思って気に入っています。
イントロの感じはむしろhattendamぽいかも?
以下、Antique/Legacy/Requiemの3曲がトライアド(連作)でして、
全て「死」「遺産」をテーマとした楽曲群なのですが、
「I」「You」「He(She)」という三者ではなく
もう少し複雑な視点の違いによる3曲となっております。
5. Antique
元はものすごくマイナーコードな曲だったのですが、もひろんさんという先輩の結婚式でピアノ演奏を頼まれた為にメジャーコードで書き直した楽曲です。
Antiqueは「第三者」による視点で、いわゆる死者を見る/知る事もなく
受け継がれた物だけを眺めている、そういう作品です。
6. Legacy
Deemoでお馴染みになってくれた良い作品ですね。Legacyがまさに直接的な「遺産」で、それも「遺された側」の物語です。
近い親族に故人がおられる方には割と理解が早いかもしれません。
7. Requiem
長い事リリースに至らなかった最後の曲で、根源のテーマ「死」そのものです。「鎮魂歌」の示す通り、亡くなって召されるまで、の楽曲です。
前2曲はこの曲を書きたかったが為の前座で、この楽曲が私にとって
「遺書の代わりに遺されるべき作品」でした。
でこんな事言うとすぐ「死なないで!」「死ぬな!」て重めに受け取られがちなので
連作としまして、私は元気ですが死ぬ前に遺作を作っておきたいのです、と。
いわゆる私のお墓の前で泣かないで楽曲なんです。
ところで古時計の音とか入れようかと何度も悩んだんですがやめました。あざとすぎて。
8. The Measly Conflict
主題へ還る。もとい、偉大なる衝突と思い込んでいたそれは、実は些細な事象でしたと。そういう締めでした。
実際に「トライトーンだらけの衝突しているコード」を少しずつ避けてあげて
何ら問題無くしてあげました。
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